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向島にあるUSHIO CHOCOLATLのチョコレート

向島にあるUSHIO CHOCOLATLのチョコレート

先月に休暇を利用して、サイクリストの聖地と言われている瀬戸内海のしまなみ海道をサイクリングしてきました。ずっと前から気になっていたのですが中々タイミングが合わず、念願叶ってのはじめての瀬戸内旅行でした。

しまなみ海道

成田空港で折りたたみ自転車を預け荷物に預け松山空港へ。サイクリングの前に松山で一泊して坂の上の雲ミュージアムを見学してきました。坂の上の雲ミュージアムはその名の通り司馬遼太郎の『坂の上の雲』をテーマにしたミュージアムで、安藤忠雄さんの設計です。

坂の上の雲ミュージアム

ちょうど増築の工事中で、来年の7月に写真右手部分に「こどもの森 松山」が完成するそうです。安藤さんは子ども向けの図書室「こどもの森」を大阪市、神戸市、遠野市など各地に寄贈しているそうで、今回松山市にも安藤さんから提案があったそうです。(すごい)

『坂の上の雲』は遠い昔に東郷平八郎が出てくる辺りまで読んだ記憶があるのですが、途中で読むのをやめてしまったので、そんな自分でも楽しめるのか不安でしたが訪れてみて大正解でした。

坂の上の雲ミュージアム室内

回廊性のある造りで歩きながら展示を見ることが出来るので、物語の世界をそのまま追従するような体験ができました。坂の上の雲を読んだことがなくても、多少でも幕末以降の歴史が分かっていれば誰でも楽しめると思います。回廊性のあるミュージアムってワクワクしますよね。なんとなく学生時代に訪れた青木淳さん設計のビュー福島潟を思い出したりしました。

話がそれましたが、2日目は松山から今治に電車で移動してしまなみ海道へ。しまなみ海道は今治~尾道の約70kmを結ぶルートで、大小6つの島々と6つの大きな橋を通ることで有名です。旅行前に計画を練っていた時に「今治→尾道ルート」か「尾道→今治ルート」か迷ったのですが、調べたところ「今治→尾道ルート」の方が向かい風になる確率が低いそうなので今治スタートにしました。

瀬戸内のきれいな景色はもちろんですが、年間を通じて穏やかな気候で雨が少ないこともサイクリストの聖地と言われる理由の一つのようです。

チャットGPTに質問したところ、例えばしまなみ海道の途中にある因島の年間降水量は次のような特徴があるそうです。

「広島県尾道市に属する因島(いんのしま)の年間降水量は、約1,200〜1,500mm 程度です。因島は瀬戸内海に位置しており、瀬戸内海式気候の影響を強く受けています。この気候は降水量が比較的少ないことで知られており、特に冬場は降水量が少ないのが特徴です。瀬戸内海沿岸の島々は、四国山地や中国山地によって季節風や雨雲が遮られやすく、他の日本の地域に比べると年間降水量は少ない傾向にあります。

優しい太陽の光と穏やかな風を感じながらのサイクリングを楽しみにしてました。

しまなみ海道

逆張り!めちゃめちゃ雨降りました。でも島と島を結ぶ大橋の迫力、波のない穏やかな内海の匂い、瀬戸内名産のレモン畑の風景などを楽しむことが出来て楽しかったです。サイクリングロードは青いラインが引いてあるので、道もわかりやすくて安心でした。

USHIO CHOCOLATLを見つけた

瀬戸内の島々を見渡す絶景ポイントとしては、大島にある隈研吾さんが設計した亀老山展望公園があるのですが、山道を漕ぐのが厳しくて断念、代わりにもう少し尾道側に進んだ向島にある高見山展望台に寄ってみました。(でも結局こっちも上りがしんどかったです)

高見山山頂
高見山景色

雨ですが中々に良い景色。山頂に人は少なくて、私と白人男性の2人だけでした。その人はママチャリで山頂まで来ていたので凄いな~と思っていたのですが、よく見たらバッテリーが付いていて電動自転車でした。とっても楽そうに漕いでいました。多少不便でも電動より機械式が好きなので全然羨ましくないです。本当です。

高見山から尾道へ向かう下り道を進んでいたところ、何もない林道の脇に急にチョコレートショップの看板が現れました。「USHIO CHOCOLATL」(ウシオチョコラトル)と書いてあってなんだかおしゃれな予感。看板には「火・水定休日」と書いてあり、残念ながら定休日でした。でも看板の「水」がかすれていて、もしかすると営業しているのかも?、でもかすれているのかわざと消しているのかなんとも言えない雰囲気の看板で、ダメ元でTELしてみたらやっぱりコール音だけ…。かと思いきや10コール目くらいでお兄さんが出てくれて、「定休日だけどチョコレート造るために店には来ているので販売だけなら大丈夫ですよ~」とのこと。早速向かってみました。

USHIO CHOCOLATL入口

看板のあった場所から意外と距離があって(車でくる人用の看板だったのかも)、ちょっと迷いながらも到着しました。思ってた外観と違う建物でびっくり。

郷土文化保存伝習施設兼管理センター

郷土文化保存伝習施設兼管理センター。渋い。渋すぎる。そして入口の自動ドアが定休日で動いていないので入り方がわからない…。高台になっているのでここからも景色が良く、海を見ながらボーッとして待っていたらお兄さんが中から出てきてくれました。

USHIO CHOCOLATL店内

USHIO CHOCOLATLのチョコレートは「カカオ豆と砂糖のみのシンプルなモノを中心に作り、その他自身達で足を運んだ土地の作物を理解して、チョコレートと合わせたオリジナルチョコレートを創り出し、皆さまにお届けしています。」とのこと。定休日でなければドリンクも提供しているそうで、瀬戸内海を眺められる絶景のカフェでした。定休日なのに対応してくれた優しいオーナーさんの取材記事もあったので是非読んでみて下さい。

海の見えるカフェ

あれ、定休日なのにホットコーヒー淹れてくれた。優しい。

USHIO CHOCOLATLのチョコレート

チョコレートは六角形のパッケージで、包装もデザイナーさんに頼んでいるそうです。ハッカ味や瀬戸内のオレンジを使ったものなど、珍しいものが沢山ありました。尾道にあるスタジオ・ムンバイが設計したホテルLOGのためのチョコレートも以前につくったことがあるそうです。

guntûも見つけた

guntû

尾道までサイクリングを続けて旅の終わりです。LOGは一人旅には贅沢すぎて泊まれなかったので入口だけ見てきました。そして尾道の港にたまたまguntûが入っていくところに遭遇。堀部安嗣さん設計のホテル(客船)で、瀬戸内の島々を回る旅を楽しめるみたいです。3日間の旅で100万円ほどするので今年も年末ジャンボ宝くじに願いをかけます。

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