藤本壮介の建築
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平日休みを利用して、六本木の森美術館へ。
11月まで開催されている企画展「藤本壮介の建築:原初・未来・森」展に行ってきました。
世界で活躍する建築家、藤本壮介氏は、住宅や商業・複合施設など、幅広く様々なプロジェクトを手掛けています。
最近では、大阪・関西万博2025で一際目を引く「大屋根リング」のデザインも手掛けていることで注目されています。
私は以前、群馬にある「SHIROIYA HOTEL」の宿泊をきっかけに藤本氏の存在を知り、今回企画展をやると分かってからは絶対に行きたい!と思っていました。
展示は8つの構成になっていて、藤本氏の活動初期の頃〜現在進行中のプロジェクトまでが模型や写真を使ってぎっしり紹介されています。序盤にあるこの展示空間は圧巻でした。


特に面白いと感じたのは、建物を構想する際にインスピレーションを受けた、元の素材も一緒に展示してあったこと。松ぼっくりやボディタオル、ホチキスの芯など、身近なものばかりで見ていて驚きました。



藤本氏の建築のコンセプトは、「建築と環境の境界を曖昧にする」
北海道の自然豊かな場所で生まれ育ったこともあり、建築物を単なる建物(箱)とするのではなく、周りの環境や自然とも調和・融合し、シームレスに繋げることを大切にしているそうです。
2012年に完成したトイレット・イン・ネイチャー(千葉県)や、Omotesando Branches(表参道)などが、まさに体現されているなと感じます。


また、以下の3つも建物をつくる上で重要視されている言葉です。
・ひらかれ かこわれ =開かれた空間ではあるが、やさしく囲まれている場所
・たくさんのたくさん =同じような形のものがたくさん集まった建物
・未分化 =まだはっきりと分かれていない、色々なものに変化できる建物
想像以上にボリューミーな展示内容で、気付くとあっという間に3時間ほど経っていました。今回の展示を通して知ることが出来た建物がたくさんあり、藤本氏が大切にする理念を踏まえた上で、実在する建築は近々足を運んでみたいと思います!
企画展は11月上旬まで開催されていますので、皆様もぜひ行ってみてください!
ayami