区分所有建物
武蔵小金井の分譲マンション
【記事】若手建築士によるリノベーション
募集中
アクセス
- JR中央線 武蔵小金井 まで徒歩 12分
- 面積:
- 62.18㎡(壁芯)57.73㎡(公募)
- 竣工:
- 1977年11月
以前に弊社管理の賃貸物件「さくらこみち」にお住まいだった建築士の方がマンションを購入し、ご自身で素敵なリノベーションをされました。こちらはその内容をご紹介する記事となりますが、ご興味がある方がいらっしゃいましたらお問い合わせ下さい。
弊社管理の賃貸物件「さくらこみち」にお住まいだったときの取材記事はこちら
「私たち夫婦の住まいとして計画した、マンションの⼀室のリノベーションである。もともとはLDK と3 室の個室による、各居室が分節された構成であったが、ひとつながりの空間を主とした構成に組み替えている。3 ⽅向それぞれに向いた5つの窓からは、季節や時間、その⽇の天気によって、内部空間に届けられる光が刻々と変化する。その光と共鳴するように、窓に設けたカーテンは、東側の⻘みがかった⾊合いから、⻄側に向かうにつれて⾚みがかった⾊合いへ変化させている。ひとつながりの空間によって、どの場所で過ごしていても、刻々と移り変わる時間とともに、差し込む光の強さや⾓度、カーテンによる⾊の移り変わりを楽しめるようにした。
共働きでリモートワークも多い私たちの⽣活において、夫婦が共に過ごすこともあれば、別々に過ごすことや、様々な来客、撮影スタジオとして使⽤することも想定された。リビング、ダイニング、ライブラリといった⻑い時間過ごすエリアは、床を既存のFL より50mm 下げ、天井を取り払い、気積を最⼤化させるとともに、モルタルで仕上げることで、外部にいるような拡がりのあるドライな空間とした。対して、⼀時的に過ごす洗⾯所やキッチン、夜間のみ過ごす寝室エリアは既存のFL より100mm 上げ、天井⾼を抑え、⽊で仕上げることで安⼼感のある空間とした。その2 つの異なった質を持つ空間は段差や垂壁、カウンターなどの柔らかい境界で接している。また、リビングと⽞関の境に置いた可動式家具はリビングとダイニング間に移すことで、空間を切り分けることも可能である。寝室はカーテンで仕切る構成としているので、昼間は開け放つことで室内に拡がりをもたらしてくれる。このように、私たちの様々な暮らしのスタイルに合わせられるよう、ひとつながりの空間ではあるものの、段差や垂壁、カウンター、可動式家具、カーテンなどによって、相応しい空間を選んだり、部分的に閉じたり開いたり、柔軟性のある使い⽅が可能となっている。住⼾は隣地境界線に近接しているため、⾼度地区の斜線制限により空間を切り取られているが、その断⾯形状も拡がりをもたらす要素として、ひとつながりの空間を特徴づけている。(石本翔大)」


武蔵小金井の分譲マンション (ムサシコガネイのブンジョウマンション)
東京都小金井市中町3
MAP
- JR中央線 武蔵小金井 まで徒歩 12分
土地情報
建物情報
- 種類:
- 居宅
- 面積:
- 62.18㎡(壁芯)57.73㎡(公募)
- 構造規模:
- 鉄筋コンクリート造陸屋根 5階建
- 取引態様:
- 情報更新日:
- 2025-01-11 18:53:10