TPO STORES INTERVIEW


400℃ PIZZA TOKYO / 神楽坂
kif annex
神楽坂のまちに呼応する空間と食体験の豊かさ
400℃ PIZZAは岡山発のピザ屋さん。 大人気のピザの名店がkif annexに入居して1年が経ったので、お店に伺いました。 ―kif annexとの出会い 岡山で2店舗目を出店し、東京への出店を検討した際に、物件探しをしている中でkif annexを見つけたそう。 設計者の方とも物件を確認し、建物の立地やデザイン、設計のコンセプト等そのままを気に入っていただきました。 ―設計者について 内装設計はOHArchitecture。 400℃の楽しい食空間づくりになくてはならない存在。 岡山の店舗設計から、400℃ mori no machiの内装に続き、400℃ PIZZA TOKYO、400℃ PIZZA SHINAGAWA、新規オープンの400℃ PIZZA Piu Shimokitazawaまで、全てに携わっています。 ―内装について 神楽坂の路地の奥。 kifとkif annexの黒い外観の間に延びる石畳を進むと、行き止まりにシンプルなマルゲリータピザの写真のみの看板がぽつり。400℃ PIZZA TOKYOの入り口です。 ふと地面に視線を落とすと、円形の「400℃」プレートが。 にっこりとした口元のようなロゴが、ひかえめに、それでいて遊び心を持ってお出迎えしてくれているよう。 路地に面した大きな窓からは店内が見えるので、待っている間にもキッチンの様子を覗きこみつつ期待が高まります。 予約時間になり入店すると、地面の高さのエントランスから半地下の店内を一望する形に。 トーンを落とした色味の内装と間接照明で、神楽坂の落ち着いた街がそのまま店内に入り込んでいるようでした。 床の細長いタイルが川の流れのように奥へ奥へと誘導し、壁やカウンター下までも広がって、七色に光ります。 400℃ PIZZA TOKYOの内装で印象的なのが、お店の中央をL字型に走る幅広のカウンター。明るいグレーで一見モルタルのように見える天板が、よくよく見ると紙だったところにも素材選びのこだわりを感じました。(和紙作家ハタノワタル氏の作品とのこと) ―本日のメニュー ランチの時間帯に訪問しました。 隣の席と十分に距離があり、他のお客様は気になりません。 カウンターのどこからもキッチンが見えるので、作る過程とピザの匂いに、食べる前から美味しい気持ちになります。 ピザは看板メニューの3種類、マルゲリータ・FNT・マリナーラを注文。 どのピザも、1枚の中にみずみずしい具材と様々な触感が詰まっていて、美味しいのと合わせて楽しい。話題の生地は、もちもちでもあり、ふわふわでもあり、サクサクでもあり、とろとろでもあり。 1枚食べると次の1枚、、、と、常にできたての状態で提供されるようになっていて、気づけば食べ終わってしまったのでネーヴェも追加注文しました。 ピザ生地が見えなくなるほど振りかけられた山のようなチーズが見た目にも楽しく、優しく溶けていく口当たりが幸せでした。 昼間は大きな窓から木漏れ日が入り、路地奥の半地下でありながら解放的にすら感じる空間でしたが、夜はまた違った表情で神楽坂の街に溶け込むのでしょう。 ※写真撮影のため特別に3枚一緒に提供いただきました。 --- テナントプロフィール 2018年、岡山県岡山市でオープン。 2022年に岡山市のフードホールに出店し、2024年には神楽坂、2025年には高輪、2026年には下北沢と次々に出店。 「400℃ PIZZAで世界に笑顔と思い出を」のスローガンを掲げ、格別に美味しいピッツァと料理、そして体験の場を広げ続けている。 ---
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