建築を感じるカフェ

先日お休みを利用して、名古屋に行って来ました。
旅の目的でもあった、外観や内装建築が素敵なカフェを紹介します。
場所は、名古屋駅から3駅となりの新栄町。
最寄り出口から信号を渡る途中、明らかに周辺とは違うかっこいい外観の建物が。

これこそ今回の目的地のひとつ、「AOI CELESTIE COFFEE ROASTERY 」です。
設計を手掛けたのは永山 祐子 氏。
新宿の歌舞伎町タワーや、2027年に完成予定のTOKYO TORCH TOWARの設計にも携わる建築家です。
写真だと少し分かりづらいですが、外観の屋根はタイルになっています。
愛知県のお隣、岐阜県多治見市で焼いたオリジナルのタイルで、青〜白のグラデーションは、空を写すようにイメージされたとのこと。
建物は、地上3階+地下1階。
1,2階のカフェに加え、イベントスペースやラウンジ、「ボッチャ」というスポーツが出来るコートもあるそうです。
この建物は、カフェを中心に地域の方々から愛される、ランドマークとなるようなコミュニティスペースを作りたい!という思いから生まれたのだとか。
エントランスを入ると、吹き抜けた空間がなんとも開放的!圧巻!
中庭を囲む曲線が本当に綺麗でした。さすが大人気スポットなようで、平日夕方でも1時間弱くらい並びましたが、この空間を見上げながら待つ時間が心地よかったです。
コーヒー豆の販売もしていて、展示の仕方がこれまた素敵…


今回は2階席へ。1階よりもさらに広いスペースで客席が設けられ、こちらも開放感たっぷり。
本当に大通り沿い?と疑ってしまうくらい、穏やかで落ち着いた時間が流れていました。
今回食べたのはスイーツのみでしたが、ハンバーガーが人気とのこと。
バンズは東京 池尻大橋のベーカリー、TORO PANを使っているそうです。


普段からカフェにはたくさん行きますが、ほとんどがフードやスイーツ目的。空間を目当てに行くカフェは今回が初めてでした。
コーヒーを味わいながら建築も楽しめる、贅沢な時間を過ごせました。
今回、人生初の名古屋で、この空間を見ることができて本当に大満足の旅でした。
東京から2時間弱、気軽に(日帰りでも)行ける距離なので、皆様も名古屋に行かれる際はぜひ立ち寄ってみてください!
ayami