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建築家ピックアップ
MAKOTO WATANABE・YOKO KINOSHITA
設計組織ADH/渡辺真理+木下庸子
PROFILE
渡辺 真理(わたなべ まこと)
木下 庸子(きのした ようこ)
主な作品
主な受賞
1950年 | 群馬県前橋市生まれ |
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1973年 | 京都大学卒業 |
1977年 | 京都大学大学院修了 |
1979年 | ハーバード大学デザイン学部大学院修了 |
1981年 | 磯崎新アトリエ勤務 |
1987年 | 設計組織ADHを設立 |
現在 | 設計組織ADH代表 法政大学工学部建築学科教授 |
1956年 | 東京都に生まれる |
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1977年 | スタンフォード大学卒業 |
1980年 | ハーバード大学デザイン学部大学院修了 |
1981年-84年 | 内井昭蔵建築設計事務所勤務 |
1987年 | 設計組織ADHを設立 |
2005年-07年 | UR都市機構 都市デザインチームリーダー |
現在 | 設計組織ADH代表 工学院大学教授 |
1990年 | NT(千葉県千葉市、住宅) |
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2000年 | 日本基督教団ユーカリが丘教会+光の子児童センター(千葉県佐倉市) |
2002年 | 兵庫県西播磨総合庁舎(兵庫県赤穂郡) |
2003年 | IS(北海道札幌市、住宅) |
2003年 | 白石市鷹巣第2団地シルバーハウジング (宮城県白石市、住宅・集会施設) |
2005年 | アパートメンツ東雲キャナルコート(東京都江東区、共同住宅) |
2011年 | CIRCO(東京都世田谷区、共同住宅) |
2000年 | JIA日本建築家協会新人賞(NT) |
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2002年 | 日本建築士会連合会優秀賞 (日本基督教団ユーカリが丘教会+光の子児童センター) |
2005年 | JIA環境建築賞優秀賞(兵庫県西播磨総合庁舎) |
2005年 | グッドデザイン金賞(東雲キャナルコート中央ゾーン) |
2006年 | BCS建築業界賞特別賞 |
2012年 | 日本建築学会賞作品賞(真壁伝承館) |
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設計組織ADH/渡辺真理+木下庸子
日本人は衣に敏感です。四季があるせいかもしれませんし、
生活がアメリカ化した今日ではだいぶ簡略化されましたが、
同じ季節の中でもTPO(注: タカギプランニングオフィスのことではありません)によって服を着替えるのは当然のことでした。衣服によるさりげない自己主張は日本の女性たちのお家芸です。
和食がユネスコの世界無形文化遺産となったように日本人は食にも敏感で、
特に旬を味わうのは、寿司にしても懐石にしても、和食の特徴ではないでしょうか?
でもその分、住まいが軽視されているように思えます。
住まいは衣服の格納庫ですし、食を作り、楽しむ場でもある。
だから、住は衣と食を包含し、生活に全体像をあたえる場所のはずです。
かつて日本人の住まいは簡素でしたが、素材にしても空間性にしても筋が通っていたように思えます。
いくら高級なブランド品を身にまとっていたとしても、
壁も天井もビニルクロスだらけの住まいに住んでいるのはあまりゾッとしませんよね。
居住環境のデザインというのはそもそもそういうことだと思います。