TNR
- JR中央・総武線 市川 徒歩 15分
まだ「狭小住宅」と言う言葉が耳慣れないころに、設計組織ADHの手がけたコンパクトな都市住宅である。千葉県市川市に建つ鉄筋コンクリートの一戸建てで、20坪の敷地に建つ。竣工当時にアメリカのMetropolis誌に建築ジャーナリストNaomi Pollockにより紹介された。 この住宅は、当時30代半ばの独身女性が、子供の頃育った土地に、姉妹で住む予定で建てた。1階には、大きさの等しい部屋が2室と、バス、トイレ、クローゼットがある。2階がリビングダイニングで、3階は畳の敷かれたワンルームとなっている。 周りは住宅が建て込んでいるので、上階にいくほど住環境はよく、3階からは隅田川の花火が眺められるという見晴らしの良さである。また、ここからの夕景は写真家、藤塚光政撮影の情緒ある写真におさめられている(雑誌『室内』1990-09)。 1階の2室の使い方次第で、家族の住まいだけでなく、ホームオフィス、シェアハウスなど、現代の生活に対応できる。建築好きの方に是非住んでもらいたい。 (渡辺真理・木下庸子)
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市川駅は東京駅まで快速で18分、秋葉原駅には各駅停車で20分という都心にもアクセスしやすい駅です。また、市川駅南口は再開発が行われ、広く明るい駅前広場になっています。駅前に建つ「I-link市川」には無料の展望デッキがあり市内一円を見渡す事ができるビューポイントになっています。
また、生活に必要不可欠なスーパーはオオゼキやダイエーが駅前にあり、物件から徒歩4分のところにはビッグ・エーやサンドラッグがあるので生活にも便利です。
市川駅前。開放的で綺麗な駅前広場です。
駅南口のバスターミナルも広々としています。